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榛原ふるさとの森が 自然共生サイトに認定されました!

 環境省では、令和5年度から「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」に認定してきましたが、令和7年4月から、自然共生サイトを法制化した新法・地域生物多様性増進法が施行され、令和5、6年度に認定した自然共生サイトに加えて、令和7年度からは、同法に基づき認定された実施計画の実施区域が「自然共生サイト」となります。
 県では、自然ふれあい施設として管理している榛原ふるさとの森(牧之原市切山)について、令和7年4月1日に認定申請し、9月16日に自然共生サイト認定が決定しました。なお、静岡県の県有施設での自然共生サイト認定は初となります。

【自然共生サイト「榛原ふるさとの森」の概要】
(1)施設概要
   富士山静岡空港に近接する牧之原市切山地内にある、様々な生き物が生息できる環境を保全・再生した約25haの
  里地里山で、平成19年度に開園しました。
   県は、近隣の幼稚園や小学校を対象に、里地里山の豊かな自然環境を活かした森林環境教育プログラムを、地域の
  ボランティア団体と連携して提供しています。

(2)申請にあたっての当該地の価値
 ・里地里山といった二次的な自然環境に特徴的な生態系が存する場
  (シイやカシ等の二次林を有し、移植されたタコノアシ等が生育)
 ・在来種を中心とした多様な植物種からなる健全な生態系が存する場
  (草地特有のササユリ、ワレモコウや、沈水性の多年草イトモが群生)
 ・希少な動植物が生息生育している場、あるいは可能性が高い場
  (県レッドデータブック絶滅危惧IB類のフジタイゲキなど希少野生動物が生息生育)

施設の情報は環境学習施設のページをチェック!→榛原ふるさとの森

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